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2009年 08月 19日

エルニーニョ

 梅雨が明けぬまま、お盆が過ぎてしまった。当初、空梅雨か?と思うほど、降雨量が少なく、7月中旬ころから雨と低温が続いた。お盆に入ってやっと晴れた!と思ったら、空は澄み切った青空・・・そして天気予報の気圧配置は完全に秋。ついに梅雨明けしない宣言が出された。

 エルニーニョによる典型的な冷夏のようだ。2年前の猛暑で37度を記録した夏から比べると、過ごしやすいので助かっている。今年の夏は、蒸し暑くて寝られなかった日は皆無である。

 先日、ニュージーランドで発行されている、ハンググライダーとパラグライダー・マガジン“Airborn”を読んでいたら次のような記事が載っていた。(以下抜粋)

The XC Summer of 1998/1999 by Tim Percival
The 1998/1999 summer was truly a cracker for XC paragliding in New Zealand and is remembered fondly by those pilots who were lucky enough to be flying that season and enjoyed the great conditions, especially in eastern regions which were dry and parched from an El Nino weather pattern.

 つまり、1998年のエルニーニョの年に気象条件がパラグライダーには最高だったということ。このシーズンに数々の記録も出されていると続いていた。

 ということは、今年のサマーシーズンはフライト条件が好転する可能性があるということか?ハンググライダーのクロスカントリーには当たり年になるかもしれない。逆にいえば、乾燥で雨がなく川の水が減少して釣りには悪影響がでるだろう。

 調べてみたら、1998年にニュージーランドで発生した干ばつの影響で、負担したコストはその後2年間に26億NZドル(約1700億円)に上ったそうで、やはり、今回も干ばつの発生が懸念されているとのこと。

 1998年のエルニーニョの翌年1999年にはクィーンズタウンで記録的な洪水が起きているので、こちらも気をつけなければならないだろう。洪水で交通網が寸断されたのを覚えている。このクラスの豪雨に移動中遭遇したら、かなりの危険にさらされるのを覚悟しなければならない。どちらにしろ、これから2年、ニュージーランド滞在中は天気予報に要注意!ということだろう。


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by cansp | 2009-08-19 20:32 | 往復生活雑記


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