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2009年 08月 11日

温泉とHOT POOL

 いつものように南島をうろついていると・・・やたらHOT POOLの看板が目に付くようになった。なかにはONSEN(温泉)の看板があったりする。ほとんどは沸かし湯なので温泉ではないのだが・・・。
温泉とHOT POOL_f0010592_17304612.jpg
 ハンマースプリングス、マルイワスプリングス、この2ヵ所は正真正銘の温泉。テカポ、オマラマ、クィーンズタウンにはHOT POOLが出現していた。問題は、入浴料が高いこと。ほいほいと気軽に行く値段ではない。

 マルイワスプリングスは釣りの度にお世話になっているが、ここも$15と結構な値段。しかし、釣り歩いて筋肉痛の体にマルイワ温泉はよく効く。実は、クライストチャーチからマルイワスプリングスへ行く途中に無料の露天風呂があるのだが、以前、大量のサンドフライに襲われたので、内風呂のあるマルイワ温泉にお世話になっている。私は10年近くサンドフライと闘っているので?耐性ができ、数時間でかゆみが取れるようになったが、以前は1週間近くこのかゆみに苦しんだ。なぁ~んにも知らない日本人が、全裸でサンドフライの大群に襲われたら・・・まさに悪夢である。

 ニュージーランドの温泉の入口には警告板があり、バクテリア性脳炎の恐れがあるので、温泉に顔を着けないようにと書かれている。症例は数件と聞いているが、鼻に温泉を入れないようにした方がいいだろう。

 オマラマでうろうろしていたら、ハンググライダー仲間に捕まり、「飛びに行くぜ!」と言うことになり2日間一緒に飛んでいた。最終日の夜、「温泉が出来たので、行ってみないか?」との誘い。いつの間にオマラマなんかに温泉が出たんだ????と思いながら、のこのこと付いていくと・・・・「えぇぇ、こんな処に?いつの間に?」 

温泉とHOT POOL_f0010592_17311976.jpg 全体的なレイアウトは笑うしかないのだが、バスタブは木製で雰囲気がある。要は沸かし湯のHOT POOLで、露天風呂を楽しめる。
 さて、問題は・・・ニュージーランドでは、裸でHOT POOLには入らない。水着着用である。私個人としては、裸で入りたいのだが、現地の奴らと一緒だと、そういうわけにはいかない。誰も水着を持っていなかったので、結局、下着着用での入浴となった。この違和感!?日本人ならご理解いただけるだろう。男3人で下着を着けたまま風呂に入るなんて!
 情けないことに、日本人の私が一番先にのぼせて風呂から上がってしまった。普通?のニュージーランド人は熱い風呂は苦手なはずなのだが???こいつ等は別のようだ。
 
 
 日本に帰ってくると、必ず温泉へ出かける。以前、鳴子という日本屈指の温泉地帯に住んでいたので、温泉にはうるさい。今後、寿司に次いで、旅館と温泉!が日本の観光の目玉になると思う・・・しかし、ホテルで仕事をしていた時、外人を見ると逃げるフロントスタッフがほとんどだった。3年前に外国人観光客が多数訪れる日光東照宮の近くのホテルに派遣として働いていた時も、ほぼ同じ状態だったのには笑ってしまった。おまけに、まともなインフォメーションセンターもない(施設は立派なんだけど)。
 いくら、政府が旗を振って外人観光客を増やそうと言っても・・・これじゃ~ねぇー。

温泉とHOT POOL_f0010592_17314532.jpg 手っとり早く起爆剤として“秘湯を守る会”の英語版・中国版・韓国版Webサイトの作成とWeb予約、通訳サービス網を作るか、スタッフの育成が早道だと思うのだが?  
 
 それより、自分で、外国人旅行者向けの”寿司と温泉旅館”観光ガイド会社を作った方が早いかも?

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by cansp | 2009-08-11 17:39 | 往復生活雑記


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