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2009年 08月 04日

EVとパンドラの箱

 昨シーズン、クライストチャーチに三菱自動車のi-MiEVが試験走行でお目見えし、現地の新聞、テレビで取り上げられていた。

 一昨日、日産自動車からEVが発表された。国内では三菱自動車、富士重工に続き3社目。日産の場合年間5万台生産ということは、今後の技術革新、開発競争の起爆剤となり、中国のBYDなどが続々と参入してくるだろう。
 最初の量産車で、日産、三菱とも1充電の走行距離が160kmというのかなり控えめな数字としか言いようがない。初の量産型としては仕方がないのかもしれないが。
 1991年に慶応大学の清水浩教授がIZAを開発、ニッケルカドミウム電池1充電(時速40km定速走行)で548km走行の記録がある。これをリチュウ電池に載せ換えると700km走るという。EV専用設計の成せる技だろう。すでにアメリカのテスラ タイプSは一充電で483kmの走行距離と発表されているし、BYD e6は1充電で400kmと日本勢より優っている。これをみても、今後の技術革新、技術競争で走行距離が延び、価格が下がることは疑いようがない。

 そう、パンドラの箱が開いた。
 
 いらなくなるもの・・・
ガソリン、エンジンオイル、マフラー、触媒、燃料タンク、エンジン! プラグ、プラグコード、冷却水、ラジエター、ミッション、エアクリーナー、エアフロメーター、インジェクション、プロペラシャフト、普通のバッテリー・・・
 構成部品が少なくなる。エンジン、ATミッションなど、車にとっての主要技術が不要になる。EVが自動車の主役になったら・・・ある面で自動車会社は困るだろうなぁ~。トヨタとホンダがハイブリット車に軸足を置くのは仕方がないのだろう。

 構成部品が少なくなるということは、故障が減る。当然、オイル交換、ATオイル交換、プラグ交換、エアフィルター交換、ラジエター液交換もなくなり、ランニングコストも減る。例えば10万km走ったとすると、ガソリン代(リッター12km、ガソリン120円)だけで、約100万円!?当然と思っていたことが、別の選択肢が出来、消費者がみな電卓を叩きだしたら・・・・ ある意味、異常気象に危機感を感じている消費者が飛びつくのは必然かもしれない。

 各社がEVの量産に入れば、ガソリン、ディーゼル自動車と同等、もしくは低価格になる可能性がある。現在のデジタル一眼レフカメラなんか良い例だろう。

 ニュージーランドのガソリンスタンドには売店があり、コンビニが合体している感覚だ。中には、隣にハンバーガーショップがドア続きになっているところもあって大変重宝している。EVがコンビニで充電できるようになったら、日本のコンビニにはカウンター席ができて、コーヒーを飲んだり、弁当を食べたりしながら充電を待つようになるだろう。
 
 EVの1充電走行距離が300kmなら、実用にはもう十分だ。300km走って、30分充電で休憩、80%充電できるから240km。合計で1日に540km。高速道路を走るとしても、途中休息をとると考えれば300kmで十分だろう。逆に体力が持たない! もしかすると、技術的に300km程度走れる技術がすでに有るかもしれない。小出しにしないと次の車が売れないから・・・ 1充電で500kmが当たり前の時代が5年以内にくるかもしれない。

 急速充電器の値段が安いので、設置も早まるだろう・・・狭い日本なら簡単な事だろう。コンビニ、カーディラー、スーパーマーケット、道路沿いのレストラン、ホテル、高速道路のパーキング、極楽温泉?等々。

 で、ここからが本題! EVの4WDを早く作って欲しい! インホイールモーターの4WD。三菱自動車でランサーエボリューションⅨベースのMIEVインホイールモーターが2006年の雑誌に出ていたので、時間の問題だろうが、できればデリカD5ベースで出してもらえれば使い勝手が良い。環境問題に関心がある、アウトドア野郎どもが必要としています。開発の際は、ニュージーランドでテスト走行してみませんか?まさに山あり、谷あり、川あり、土埃あり。是非、使い勝手をテストさせて欲しい。 ねぇ~益子修社長?  ゴーンCEO?

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by cansp | 2009-08-04 00:53 | 4WD


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