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2009年 09月 08日
ニュージーランドの友人が農業を始めた。前職はアメリカで物理の助教授だったらしい。4ヘクタールの土地を買って、ヘーゼルナッツと有機野菜を育てている。 毎年、クライストチャーチで私の車を預かってくれている方も、有機農業をやっている。土地の広さは聞いていないが、前職は日本で病院の検査技師をされていた。 ニュージーランドで新しく農業を始めるのは案外簡単なようだ。しかし、技術的なことは大変で、特に有機農法は虫と病気との戦いらしい。よく遊びに行く友人の処の梅の木は、葉っぱのほとんどが、ブラウンビートルに食べられていた。 話は変わって、日本で公務員をしていた姉が、長年勤めていた仕事を辞めた。昨シーズン、ニュージーランド観光に来たので、農業をやっている友人や知人を紹介したら結構刺激を受けたようで、以前から考えていた有機農業をやろうか?と言い出した。本人は趣味の延長線ぐらいで考えているようだが・・・。 この姉、行動力が凄い。日本に帰ってから、あちこち回って物件を数件見つけてきた。ニュージーランドの様に広くはないが・・・家と畑。 日本の場合、農地は安いのだが、基本的に一般人は買えない。一般人が新しく農業をやろうとしたら、農地を借りるしかない。土地の登記上、宅地と農地が分かれている場合、宅地は買えるが隣接の農地が買えないのだ。しかし、売る方は両方処分したい。 なんやら話を聞いてみると、高齢化で空き家や使っていない畑が結構ある。人の住んでいない家は老朽化が急速に進み、空いた畑は雑草が生い茂る。農村も街場のシャッター通りと同じ様相を呈していた。 姉の見つけてきた農家も素敵で?古い玄関の隙間を藁で塞いでいるのには笑ってしまった。近辺の農家は、もう農業ができない高齢の人が多く、田圃は貸し出して、自分たちは家の畑で細々と野菜を作っているだけ。田圃は委託業者に任せ、管理費を払い、僅かばかりの土地代を得ている。「後10年もすれば全滅だよ」だそうだ。 需要と供給が揃っているのに、法律や規制の壁が阻む。 求む!日本の新ビジネス・・・定年退職者向け、家とガレージに畑or 田圃付きの新興住宅地。農業指導いたします。超デラックス老人ホーム隣接!墓地格安! 2009年 08月 27日
毎年入り浸っている釣り宿がある。人口1000人にも満たない小さな町の中にあるバックパッカーで、4部屋しかない。BBHにも加入していないし、メイン通りから離れた、目立たない処に建っている。かれこれ6年近く通い続けている。 前にも書いたが、3年前にオーナーが代わった。新しいオーナーも私と同じくこの宿の常連だった。残念ながら入れ違いだったらしく、面識はなかったが・・・ まだ、オーストラリアもニュージーランドもバブルで景気が良かった頃である。前オーナーはどちらかと言うと物静かなタイプだった。地元出身ということもあり、釣りの情報は確かで、夏には夕方釣りに出て、真夜中に帰ってくるくらいの釣り好きだった。 ![]() ![]() ![]() どうも、日本人は難しく考えて、完璧にやろうとするからうまくいかないのかもしれない。彼らと遊んでいると、日本人は目的と手段に対するウェートが違うのではないかと? やたら高いロッドやリールを持って高級ブランド品で決めているのは、日本人かアメリカ人。アメリカ人は腕が伴っていることが多いが、日本人の場合、装備を揃えて満足している方が多い様に感じる。装備を完璧にして期待を高めるが、現実は甘くない。だから日本人は幸せになれない。 裸足に安物のロットとリールで的確なキャストを見せられたことがある。別に装備が良いから釣れる訳ではないのだと、なんとなく恥ずかしかった感覚がある。要は楽しめればいいのだ。 ![]() まぁ、値段が値段なのだから仕方がないのだけれど、と思いながら、片づけたり、蠅を叩いたりしている自分。マイペースなオーナー。 ![]() 日本の魅力的な観光資源・・・ 温泉、旅館、寿司屋、ラーメン屋、電機屋、マクドナルド(このサービスの違いを見ろ!) 東京の地下鉄(世界最大の迷路)、パチンコ屋、居酒屋、自動販売機、田舎のおばーちゃん、新幹線、酒のやまや、ユニクロ、ミスタードーナッツ、神社仏閣、神風タクシー、100円ショップ、甘味屋、満員電車、暗い顔をしたサラリーマン、携帯電話を持った人々、スカートの短い女学生、高齢者しかいない地方の町、シャッター通り、鯨の缶詰(グリンピースの方はご遠慮下さい)・・・。 2009年 08月 22日
ニュージーランドで毎年お世話になっている常連の釣り宿がある。ここを釣好き常連客のオーストラリア人が買い取り、まったく同じ状態で経営を引き継いだ。新オーナーとは面識がなく、予約した際は、どう変わったか、行くまで心配していたが、オーナー以外は以前と全く同じだったので安心した。 ![]() 昔、クライストチャーチの街中に、新鮮な魚を売っている人気の魚屋さんがあった。ここのオーナーがビジネスを売った。新しいオーナーに引き継ぐとき、旧オーナーがアドバイスを授けた。「魚の回転と鮮度を保つために、魚はできるだけ安く売ること」。 しかし、新オーナーはこのアドバイスを無視して、以前より魚を高く販売した。かくして、この魚屋さんは、客が入らなくなり、魚はどんどん鮮度が悪くなった。 テカポに行く途中にある小さな町に、人気のパン屋さんがあった。滞在中は毎回パンを購入するために立ち寄っていた。 ある日、いつものように、そのパン屋へ行ってみると・・・おいてあるパンの種類が違う。おまけにニュージーランドのお菓子屋さんでよく見る、美味しくないお菓子も・・・。あ!オーナーが変わったな・・・。それ以来、このパン屋を利用しなくなった。 いつも忙しく保育園を経営している友人が、珍しく自宅の畑を耕していた。「今日は休みなの?」と聞いたら・・・。「実は、保育園を売った」 これにはさすがにビックリした。保育園の立ち上げから見ていたし、8年間も頑張ってきたのに・・・。今後は、有機農業をはじめるという。 日本人には摩訶不思議というか、理解不能な事が多い。愛着とか伝統とか???ないのか?と思ってしまうのだが、国民性の違いなのだろう。 ニュージーランド人が同じ場所に住むのは平均6年と言われている。これはライフスタイルの変化とともに住居形態を変える一面もあるのだろうが、この国民性によるものだろう。 まぁ、考えてみれば、改装費も掛からないし、今までのお客さんも引き継ぐのだから、効率はいいのかもしれない。中身の問題はあるにせよ・・・・ 日本で、高齢化によりお店や商売の後継者が見つからず廃業しているのをみると、ニュージーランド(西洋)方式を取り入れてみても良いと思う。今後、日本で新しいビジネスとして立ち上がって来るかもしれない。先ほどのニュージーランドで保育園を経営していた友人が、農業の片手間に、保育園の値段を査定するプログラムを作成して販売している。 ![]() 結論は・・・この言葉が全てを物語っている気がした。 2009年 08月 21日
往復生活で長期滞在となると、車が必需品となる。問題は、日本に帰って来ている間の車の保管だ。私は以前、空港近くの業者に預けていたが、この業者が廃業したのと、保管料が上がりだしたので、知人の家に8ヶ月間$180で預かってもらっている。毎回、日本に帰る度に保管場所を探すとなる大変だ。できれば、毎回同じ所で預かってもらえると便利だし、精神的にも楽だ。1か月程度の滞在ならレンタカーが割安。中小のレンタカー会社なら、長期だと1日$25程度で借りられるので、1ヶ月借りても$750である。毎年、釣りで来ている友人は、レンタカーを利用して1ヶ月滞在している。 レンタカーの魅力は、保険、修理、メンテナンスの心配が要らないこと、空港までの送迎もしてくれる。旅行中に車に関しての心配がないので、安心して旅行に専念できる。 3ヶ月から6ヶ月の長期の場合は、中古車を購入した方が安上がりだろう。$1000~程度の中古車を購入して6ヶ月間使用後、$800~で売って帰って来る若い旅行者が多い。上手くすれば、差額の車両代$200と名義変更費用、レジストレーション代と任意保険代で済んでしまう。しかし、途中で故障の可能性は排除できないし、出発までに車を売る時間的な余裕も必要となる。 ![]() 日本とニュージーランドの往復生活をしていた英語学校時代の同級生は、$5000で程度の良い中古車を購入し、6年間使用してノントラブルだった。彼は毎年6ヶ月間、同じフラットに住んで、そこのオーナーに、日本に帰っている間は車を預かってもらっていた。 計画的に長期間ニュージーランドと日本の往復生活を考えた場合、現地に友人・知人を作って預かってもらうのが理想だが、ガレージに余裕のある家は少ない。「屋外ならいいよ」とよく言われるが、雨ざらしだと車の劣化が早いので、できれば屋内を確保したい。そうなると友人や知人から、誰かを紹介してもらえるよう粘り強い情報収集が必要になる。インターネットの情報サイトもうまく活用すべし。 10年近く往復生活をしているが、毎年8ヶ月間車を放置していても、ちゃんとエンジンは掛るし、調子よく走っている(3年に1回はバッテリー交換が必要)。 空港近辺で屋内保管業者の料金を調べたら、8ヶ月間で$1200~$1800!?ずいぶんと高くなったもんだ。 お金に余裕のある方は、家と車を買ってしまった方が手っ取り早いかも? ガレージに余裕のある方はご連絡ください。 2009年 08月 20日
クィーンズタウンからゴアに向かう途中に、マンデビルという小さな町がある。この町に飛行機のレストア会社がある。 毎年、ゴアには釣りで滞在し、車で10分程度の距離しかないマンデビルの前を何度も通過していたにも関わらず、数年前までこの会社の存在を知らなかった。この存在を知ったのは、クィーンズタウンに日本から飛びに来ていたパラグライダーパイロットから、マンデビルで複葉機に乗ってきたという情報。 ![]() ゴアに釣りで滞在している時、複葉機搭乗に出かけてみた。前日に電話で問い合わせ。翌日、指定された時間に工場へ。ここの飛行場には素敵なカフェと飛行機のハンガーがあり、ハンガーはちょっとした飛行機博物館のようになっている。 ![]() 隣の部屋にいたエンジンを分解中の男性がパイロットの様で、10分ほどハンガーで待っているように言われる。 ハンガーにはグライダーから大型複葉機まで10機近く展示されている。ほとんどの機体が飛行可能なので、展示ではなく格納されていると言った方が正確か?1機ずつ眺めているだけでも十分楽しい。 ![]() 機体によじ登り、コックピットの真上にあるガソリンタンクに燃料を入れる。 まず、ノートに名前と住所、体重?を記入。雰囲気のあるボロボロの皮ジャンを貸してくれる。飛行帽とゴーグルを付けて準備OK。前方のコックピットに乗り込む。真上に燃料タンクがあるのがちょっと不安・・・。 ![]() オマラマで乗ったセールプレインとは振動、騒音という点からすると対象的だ。滑空比は比べ物にならないくらい悪いのだが、低速が利くのと、オープンコックピットで風をまともに受けながら飛ぶ爽快感は、これが飛行機の原点と感じさせてくれる。 ![]() 20分程度の飛行だったが、降りる際、「あぁ~これ欲しいなぁ」と思わず口から出てしまった。料金は大変お得な$140。 |
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